木材種類/木材(等級)について
同種の木材でも木の質感によって等級があります。
一般的には、Aグレードと FASグレードの流通がほとんどですが、
無垢オーダー家具工房、森の贈り物はその他にも
RusticグレードにObinokoグレードと
日本でも珍しい4種類のグレードを取り扱っています。
インテリアのジャンルを問わず幅広いインテリア層の
お客様にオーダーをいただいております。
木材のランク別に解説していきます。
.
木材種類や木材塗装など詳細は下部に関連記事でご紹介しています。
目を通して頂ければ、より自分好みのオーダー家具に仕上がります。
.
綺麗め系の高級家具を作るのに適している FASグレード
※(写真はチェリー材FASグレード)
FASグレードは節のない広く長いクリアー材が取れることから
高級家具、造作などに適しています。
モダン・北欧家具・綺麗目系の家具を好むお客様から
オーダーいただくグレードです。
板材の中でも特に厳選された板を使用するため
ワールドスタンダードモデルのAグレードに比べると価格が上がりますが
木目や色合いの仕上がりは大変美しく仕上がるグレードです。
節が程よく入る無垢材の風合いが人気のAグレード
※(写真はウォールナット材Aグレード)
(確認しやすいように節の拡大 を左隅に掲載してます。)
.
Aグレードは世界で最も流通しているワールドスタンダードモデルで
森の贈り物の主力の標準グレードの板材になります。
欠けのない節が程よく入っており、
突板の家具では真似が出来ない無垢材らしい
家具が仕上がる事から一番人気のあるグレードです。
特徴として節はあるけれど、欠けてる節がない事から
FASグレード同様に書き物しても問題のないグレードになります。
抜け節、濃淡など自然の風合いを生かしたラスティックグレード
※(写真はホワイトオーク材ラスティックグレード)
.
ラスティックは人の手を加えない、無垢の風合いをありのまま活かした板材で
抜け節・割れ・目とび・白太辺材・製材痕・ピンホール(虫喰い跡)・色の濃淡等を活かし
近年インダスとリアル系の家具材として人気が出てるグレードです。
主に建築材のフローリング材に多用され、家具材としてもその大胆なスタイルから
ブルックリンスタイル・インダストリアル家具を製作する板材として使用しています。
とても目を引くグレードですが、抜け節からの穴や小割、濃淡が非常に多いグレードになります。
※商品webページには記載していませんので、
ご希望の場合はオーダーの際にラスティックグレードとご記載ください。
刃物痕の風合いをそのまま活かしたオビノコグレード
※(写真はクリ材オビノコグレード)
.
原木を板材にする際に製材機という機械を使います。その機械に帯鋸と
呼ばれる刃物で原木を製材して板材に変えていく際に板に付く製材痕の事を
(オビノコ痕)と言うことから名がついたオビノコグレード。
そのワイルドな板は男前インテリアの家具に使われており、足場板や
ラスティック同様に人気があるグレードです。
※商品webページには記載していませんので、
ご希望の場合はオーダーの際にオビノコグレードとご記載ください。
.
.
木材種類関連記事
木材種類/木材図鑑 | 木材塗装/仕上げワックス | |
人気の木材をご紹介! 木材種類に関する記事です。 |
塗装で木の表情が変わる! 木材塗装の記事です。 |
.